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所長挨拶

「医」の伝統と高いホスピタリティを

祖父、父、私と地元で医療を家業として来ました。
地元で開業するにあたり、よく聞くこと、伝えることを大切にしています。
丁寧な治療を心がけ、最善の選択肢を提供し、常に知識の探求と技術の修練に努めます。
口の悩みを共に解決し、永く食べる喜び、話し、笑う喜びを。
口から全身の健康を守り、予防の意識を広げていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

所長
渡邉郁夫(わたなべ いくお)

所長紹介

略歴

平成20年~
群馬大学 顎口腔外科 同麻酔科、ICU、救急部研修
平成23〜28年
関東の一般歯科診療所数軒 勤務
平成28 3月〜
市内ほほえみ歯科診療所 勤務
平成28年9月
わたなべ歯科診療所 開設

所属学会

日本口腔外科学会

自己紹介

私自身も歯科医師でありながら歯に悩み苦しみ、痛く怖い思いをしてきました。 歯列矯正を始め、神経治療や抜歯、義歯を入れ、インプラントを埋め込んだりと ほぼ全ての歯科治療を経験してきました。放っておいて良いことは何一つありませんでした。 今や、恥ずかしながらですが、患者としての経験が豊富ななことが私の武器となっています。 「もし自分だったら」に置き換えて考え、患者さんに伝えられること、極力痛みの少ないよう予知性の高い治療をすることができるようになりました。

もちろん、最初から病気にならない事が1番なのは言うまでもありません。 そのために大事なことは「予防すること」です。 痛みが無くても継続した検診を受け、クリーニングをすることが重要です。 自分のハブラシで取れる汚れは約50〜70%しか取れません。どうしても30%は残ってしまいます。 歯科衛生士による専門的な口腔ケア、予防がとても大切なのです。

予防先進国のスウェーデンでは90%の人が歯科医院に予防のために継続的に通います。 日本はわずか10%以下。歯科医院はほとんどの人が歯が痛くなったり、症状が出てから行く所になっています。 みなさんは、歯科診療所がコンビニより多いと聞いた事があるかと思いますが、 スウェーデンのように90%の人が予防のために歯科医院に通ったら歯医者は足りないそうです。 スウェーデンの80歳以上の高齢者の残存歯の平均は約20本、日本では約7本。 歯が少ないと、認知症や寝たきりのリスクは倍増します。 歯を失う大きな理由の一つは歯周病です。歯周病は痛みもなく歯の支えの骨が溶けてしまう世界で1番多い病気です。 その原因となる口内の細菌は全身の病気と因果関係があります。 日本人の死因の3位に浮上した誤嚥性肺炎の原因菌は口内の細菌が関係しています。 口内の細菌が、免疫力が低下する糖尿病と密接に関わっていることも分かってきています。

これからは、健康と予防の意識を変えていく事が大切です。地道ですが、「継続は力なり」です。 子供も大人も歯医者さんは怖く、痛いことをする所ではなく、 検診をして病気を未然に防ぎ、口のクリーニングをして、 体も心も心地良くなってもらう場所にしていきたいと考えています。

わたなべ歯科診療所 所長
渡邉郁夫(わたなべ いくお)